ないものねだり

人に言えない思い、思うままに書いてます

触れたい触れられたい




誰かを触れたい、誰かに触れられたい。

抱かれたい。もう2年近く抱かれてない。手を繋ぐだけでいい、キスだけでもいい。あわよくば抱いて欲しい。

肌と肌が触れるだけで、気持ちがよくなる。裸と裸ならなおだ。肌から伝わる感触、熱が好きで心地がよい。ずっと抱きしめていたい。抱きしめあったまま布団の中にいたいのだ。

残念なことに恋人のいない私はその温もりを思い出すことしかできない。サイテーな男だったが、自分はそれしか知らないのだ。思い出すたびにあの瞬間だけは幸せだったと思いつつも、誰か上書きしてほしいと思ってしまう。

今は勝手に片思いしてそれを楽しんでる。それしかできないのだ。そうやって日々を誤魔化して生きていくしかないのだ。